あきたの本

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 6     お葉というモデルがいた/金森敦子 H17年5月8日(日) 
晶文社。1996年5月10日刊。
「夢二、晴雨、武二が描いた女」という副題が付いている。お葉は秋田県河辺郡和田村赤平出身(町村合併で、今は秋田市)。
著者は、2001年にも、『関所抜け 江戸の女たちの冒険』(晶文社)という、秋田の女性を中心にしたものを書いているが、アマゾンから内容をコピーする。。
《秋田の中年女・於以登が遺した旅の小遣い帳「参宮道中諸用記」に見える「女かくれ道通る」という文字。どうやら、江戸の庶民は、ドキドキハラハラしながらも、地元の人に手引きされ、関所を抜けていたようなのだ。いったい、どうやって?「諸用記」をもとに、様々な旅行記を繙きながら、関所抜けの様子を再現していく。善光寺にはじまり、京都、金比羅、高野山、伊勢、江戸、日光まで、於以登らとともに、江戸の旅に出てみよう。名所や難所もあり。スリリングな関所抜けもあり。江戸の旅のイメージがガラリと変わる歴史読み物。》
 7     北国食べもの風土記/渡辺喜恵子 H19年5月27日(日) 
みちのくの暮らし、冬の秋田の子供たち、三匹の塩魚、ふるさとを結ぶハタハタの味、冬ごもりにひそむ行事の数々、娘の性教育、思い出は米代川とともに、秋田の珍味など。(昭和56年12月10日、女子栄養大学出版部刊)
1914年、秋田県に生まれる。県立能代高校高等女学校卒業後、上京。1942年に処女作『いのちのあとさき』を発表。1959年、『馬渕川』で直木賞受賞。ほかに、『みちのく子供風土記』『原生花園』『海の幸』『啄木の妻』など著書多数。(著者紹介から)
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Last updated: 2007/5/27